自分を育てるブログ

1日30回怒っていた私が、学ぶことで、半年に4回の怒りに減った知識。

【子育て】旦那が、子どもを怒る!これを効果的に止める方法

いつものラジオで、ライブ中にご質問いただきました。

 

「旦那さんが、子どもを怒っている時。

どうしたら止められる?」

 

人をコントロールするって、とても難しいですね。

 

私の答えは

不安な気持ちを、

労いの心で「代弁」してあげること

 

このことで、解決できると考えています。

このために、2つのことを使います。

 

①怒りの本質を知ること

②自分が柔らかな、労いの気持ちになること

 

①は

「怒り」の前に、「不安」があったということ。

だいたいの怒りのもとは、「不安」です。多くの人は、「怒りの原因」を何とかしようとしますが、これは、違います。

怒っている人の不安を共感することが大事です。

 

②は、ねぎらいの心

これは、具体例の方が分かりやすいです。1つの例で解説しますね。

 

---例-----------------------------------

①子どもの帰りが遅かった時

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ここでは、子ども(子)を、旦那さん(だ)が、怒ります。

 

(だ)「なんでこんなに遅いんだ!」

(子)「友達と遊んでた」

(だ)「友達と遊んでただと!!時間を見ることはできるだろ!!」

(子)「忘れてた」

(だ)「いい加減にしろ!」

   「だいたいいつもお前はそうだろ!」

   「約束を全然まもらないじゃないか」

   「こんなんじゃろくな大人にならんぞ!!」

   「何か言ったらどうだ!!!」

(子)「・・・・・。」

 

こんな感じで、旦那さんが一方的に、子どもを責めている時に、止めてみます。

 

ポイントは、怒りのエネルギーを

「願い」や「想い」に変えてあげることです。

 

(私)「心配だったんだよね」

(だ)「そうだ!」

(私)「無事に帰ってきたからいいけど、返ってくるまでは、心配で気になってしょうがなかったんだよね」「LINEの返事もなかったし」

(だ)「そうだ!」

(私)「言いたくて言ってるわけじゃないよね」

   「子どもが大切だから言っているんだよね」

   「言うのだって苦しいんだよね」

(だ)「そうだ!」

(私)「子どもを守りたいんだよね。」

   「ルールは大事ってこと伝えたいんだよね」

   「そうじゃないと、子どもが苦労するからね」

(だ)「そうだ!お母さんの言う通りだ!」

 

(「課題の分離」的に、突っ込みどころはありますが、ここはスルーで)

 

こんな感じで、気持ちを代弁すると「分かってもらた」という安心感が生まれます。

そうすると、怒りのエネルギーが緩まります。

 

そして、もうひとつ

お子さんに対して、大事なことがあります。

 

それは、お子さんの気持ちも、代弁してあげることです

(私)「楽しくて、帰りたくなかったんだよね」

   「遊んでると、時間がすぐ過ぎちゃうしね」

   「こんなに心配してるって、思ってなかったんだよね」

   「びっくりしたよね」

(子)「うん。。。」

 

お母さんとお父さんが、2人で自分を責めている。と、思わないように、言い返せない子どもの気持ちを、代弁してあげます。それだけで、子どもも安心します。

安心すると、人は、自分の行動を顧みることができるようになります。

(子)(LINE返してたら、ここまで怒らなかったかも)

そう思うかもしれません。

この代弁したセリフから、子どもを守ることができ、子ども自身の気づきも生まれます。

 

「心配する」というのは、子どもにとっては正直「大きなお世話」なのですが、「自分を責めているのではなく、心配しているんだ」と言うことが分かるだけでも、子どもの心理状態は安心しますね。

 

このようなイメージで、旦那さんの怒りに向き合ってみてください。

 

大切なことは、ねぎらいの心です。

 

あいだを取り持っている、あなたも大変だと思います。ご自身のことも、優しくねぎらってあげてくださいね。

 

1回目はできませんが、

10回やると分かってきて、

100回すると、慣れてきます。

あせらず「こつこつ」いきましょう。

 

まとめです。

怒りを止めるのは

不安な気持ちを、ねぎらいの心で「代弁」してあげること

そして

子どもの気持ちも代弁すること

 

これは、すべての人の怒りに有効です。だれかが、怒っている時に、ぜひ思い出してみてくださいね。

ラジオでの質問コメント、ありがとうございました♡

 

自分に優しくこつこつと。

それでは、またね~。