自分を育てるブログ

1日30回怒っていた私が、学ぶことで、半年に4回の怒りに減った知識。

【自己受容】完璧主義の人が見落としているもの。これを大事にしないと一生不幸です。

それは

「過程」です。

 

完璧主義の人は、結果を大切に見てしまいます。

「できた」
「できなかった」

「成功した」
「失敗した」

結果だけで、すべてを0か100に判断してしまう、考え方の習慣を持っています。

一生懸命結果を出さなくてはと思もうあまり、過程を振り返る余裕がないのです。

自分が頑張った過程
工夫した過程
途中で気付いた学び
嬉しい出逢い...

結果を見てしまうので、これらの大切なことを、振り変える余裕がないのです。これが、完璧主義の人が、苦しい感情になってしまう原因です。

最近の私の娘の話

私の娘は、「硬筆」「書道」「水泳」を習い事としてやっていました。

昨年夏に、「硬筆」をやめて
今年初めに、「書道」をやめました。

硬筆は3年間、書道は2年間でした。この期間が長いか、短いかは分かりません。

私は、子どもの習い事、継続の強要をする親をたくさん見てきました。なぜ、子どもの習い事を親がコントロールするのか。やめさせないのか。

理由は1つ。

完璧主義の方は「やめる」ことをネガティブなこととして思っているからです。

「やめる」=「ネガティブ」
「やめる」=「挫折」

だからです。
完璧主義の人は、「やめる」ことに罪悪感を感じています。それは、結果重視だからです。この考え方で過ごしていると、命ある限り、それを続けなくてはいけなくなります。これは苦しすぎます。

でも娘は、

「やめる」前に、たくさんの良いことがありました。

それが、過程です。

新しい挑戦、体験を自分で決めた
毎週通い続けた
字が綺麗になった
クラスの友だちに字を褒められた
3年間で賞状もたくさんもらった
良い先生との出逢いがあった
教室の猫ちゃんとの時間も幸せだった
親も先生との会話が楽しかった
お野菜もたくさんいただいた。
七然窯の器も購入してくださった
他の小学校の知り合いもできた
止めることも自分で決めた

もっともっとあります。

「初めて」から「やめる」までに娘が得たものは大きいです。それは、学校でも、家でも得ることが出来ない、大切な出逢いと、経験です(私も受け取らせてもらいました)

「もっと続けたら?」
「せっかくここまでやったのに」

そんな言葉が親から出たら、子どもは、自分が成し遂げてきた過程に注目することが出来ず、「やめる自分が悪い」という認識を持ってしまいます。

そして、この思考が子どもを完璧主義の沼に導いてしまうのです。

「結果がすべて。」

とても怖い言葉だと思います。

あなたはどうでしょうか。

気付かずに、自分のことを、結果だけで判断していないでしょうか。それまでの学び、気付き、得たものを、すっかり忘れて、結果だけで自分に◎×をつけていたら、自分がつらくなりますね。

世界で1位になるまで、自分にOKを出せない。

辛すぎます。

だからこそ、
結果よりも、過程を大切に見つめる。

見つめることができたら
考え方も言葉も変わってきます。

いまいち料理の味付けが上手くいかなくても
あなたが、家族のために料理をした時間は
とても愛おしい時間

ダイエットに成功しなくても
たくさんの本や情報から、知識を得続けていて
ダイエットの体験や、体の気づき、気持ち
たくさん得ています。

仕事をやめるときも
その仕事の「経験」「知識」を得ています

無駄になることなど
ひとつもないです。

過程を大切にする目線を育てると、いつも何かを得ることが出来きます

満足したり、安心したり、嬉しかったりするのではないでしょうか。

それは、自分が得てきたものです。

大切なものを見落とさず、大事に見つけていきたいですね。

結果より、過程。

自分を幸せにする、考え方です。

それでは、またね。