こんにちは。
今日は、「怒り」の中でも、とても難しい感情について、書きます。正直、程度にもよりますが、強い怒り、深い憎しみは、専門医が必要だと思っています。
けれども、私の経験上、その怒りを緩解させることができる医師は少ないと思います。だからこそ、とても苦しんでいる方が多いのではないでしょうか。
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深い怒りは、日々の怒りとは、比べ物にならないくらい強いパワーを持っています。
ご自身や、周りにいる大切な人を傷つけてしまい
そのたびに、自分を責める
コントロールしにくく
破壊的な感情
歯止めが効かなくなり
悪循環...
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つらいです。
この話は、私が経験したことをお話しします。私は医師ではないので、これを読まれているあなたにとって、何の解決にもならないかもしれませんが、体験談として、何か参考になるかもしれません。良かったらお読みください。
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強い怒りは、職場で起きました。感情を、時系列に並べてみます。
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②じわじわと、その出来事が思い出されるたびに、「怒り」と「悲しみ」の感情が交互に湧く。
③フラッシュバック的に記憶がよみがえり、強い恨みになる
④なぜか怒りの相手以外も、周りの人すべてが敵に見える
⑤だれも信用できない。家族さえも敵になる
⑥感情のコントロールが効かず、日常生活に支障が出る
その後、何件(7件)も受診して、うつ状態と診断されたりもしました。けれど多くの医師は、対処療法の安定剤等の処方のみでした。そしてようやく、PTSDと診断されました。PTSDと診断したのは7人中1人の医師だけでした。
PTSDと診断された瞬間、ようやくほっとした記憶があります。
心に溢れ続けていた負のエネルギーが、その時、ようやく止まったような気持ちになりました。
私の怒りは、PTSDと診断されたとき、1度止まりました。けれど、思い出すたびに、強い怒りと悲しみが溢れました。
そのたびに、こう思いました。
「PTSDだ、これはフラッシュバックだから大丈夫」と。自分で客観的に向き合えたような気がします。PTSDと診断されたことは、大きかったと思います。
次に、私のこの状態を和らげるために、良かったことを書きます。
①仕事を休む
②文章を書く
③写真を撮る
④職場以外の人との交流をする
⑤その時の出来事を人に話す
①~⑤は、すべて、私が今、心理学や脳科学を学ぶなかで、効果があったのだろうなということを集めました。(根拠は長くなりすぎるので書きません。アウトプットがキーワードでしょうか)専門医が見たら、すべて納得されると思います。
①~⑤に出逢えて、私が幸運だったのか。それとも、ただひたすら色々試してよかったものが集まったのか分かりません。けれども、1年ほどで、日常生活は戻っていました。
ただ、その相手とは、今も会うことはできないでしょう。これを書きながら、想像するだけで、心が暴れそうになります。
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PTSDの多くの方は、3カ月程度で自然回復が期待できることもあるようですが、1年以上長引くと、それだけ、回復も長くなるようです。私は1年弱、誰にも相談できず、どうしようもできない状態でした。
震えるほど深い怒り、強い悲しみや憎しみで辛い方のすべてが、PTSDだとはもちろん言えません。
他にも、脳の機能的なこと、幼いころからの親との愛着の問題など、いろいろあるようです。
ただただ話を聞いてくれる、カウンセラーや、医師の助けを借りるのも、1つの方法と思います。
また、私のように、ただただ心を出していく作業をするのも、良いと思います。
そして、大切なことは、その怒りを解決しようと、焦らないこと。時間をかけることも、必要です。
今を折り返し地点として、同じ時間かけるつもりでゆっくりと。時間が解決するのも、事実あります。
最後に、私がもし、PTSDになった出来事を過去に戻って消せる言われても、私は消しません。
むしろ、その出来事があるからこそ、この記事を書くことができ、「怒り」を学ぶ意欲が湧き、これまでの出会いや、今、私が見ている景色があります。
とても辛かったですが
得たものは、大きすぎました。
同じ経験は、もう2度と味わいたくないですが、財産になったと思います。(自分で財産にしました)
辛い渦中にいると、それは分からないので、辛いものは辛いと思いますが、最後に、私が今読んでいる本に書いてある1節を、ご紹介します。
人は、在り方によって、手にするものが変わってきます。あなたが何を手にしたいか。どんな存在になりたいのか。
それは、あなたが自由に決められます。
そして、それを手にするのは、あなた自身でしかできません。
過去の私と同じように、深い怒りで辛い方に。どうぞ、これから出逢う人とのつながりを大切にして、あなた自身で、人生を創っていかれることを、祈っています。