自分を育てるブログ

1日30回怒っていた私が、学ぶことで、半年に4回の怒りに減った知識。

【怒り】親への恨みで日々がつらい方へ。一つだけ伝えたいこと。

こんにちは、自分育ての案内人、馬場ゆきです。

今日は、親から受けた過去の記憶に悩み、そして、親を許すことが出来ない人に、お話ししたいと思います。

辛いですよね。

好きでありたい親に対して
尊敬したい親に対して

自分では受け入れることが出来ないくらい、怒りや、憎しみ、恨み...強いネガティブな想い。

もしかしたら、「自分だけかも」と思っているかもしれませんが、それは違っていて、

私はこれまで、たくさんの方からメッセージや、お話しを伺ってきました。「親への気持ち」に悩む方はとても多いです。あなただけじゃないです。

それでは、今日伝えたい1つのことを。

親が生きている方も
亡くなっている方も、同じです。

「親から何を学びましたか?」

 

今日お伝えしたいことは、これだけです。

親から差別された
暴言を吐かれた
暴力を振るわれた
全てを否定された
見捨てられた

など、人に言いたくないことも、あると思います。思い出すだけで辛いことも。

でも

そこからあなたは何を学んでいるか。

これが、とても大切です。あなたが、あなたの親の子である意味は、そこにあります。

それは

人とつながる大切さだったり
言葉の大切さだったり

お金を大切にすること
愛情を大切にすること

食べ物を尊ぶ気持ち
自分を大事にする気持ち

見栄を張らないこと
小さな幸せを粗末にしないこと

命そのものの大切さを
教えてくれたかもしれません

これに気付き
そして感謝出来たとき

はじめて、親の子どもでよかったと思えます。すると、これまでの経験が、するすると、すべて学びに変わり始めて、美しい形であなたの中に入ってきます。

あなたのすべての気持ちも救われます。

だから、親のことを憎んだままでいいから
親から学んだことを、考えてみてくださいね。

私は、親から
ネガティブな感情が、とても尊いものであることを学びました
他人に流されず生きる良さも学びました。規則正しく生きる良さも。自然を愛するまなざしも、自然と暮らすことの穏やかさも、学びました。

親の存在も
過去の自分も
今の自分も
全てが大切に思えました。

そうすると
人はとても強く、賢く、楽に生きることができます。

過去のあなたに、伝えてください

「よく頑張って学んだね。ありがとう」

自分を褒めて
自分を労って下さい。

親から学んだことを、いっぱい見つけて、これから生きていく大切な宝物にしてください。

すごく辛かった人こそ
大きな学びの財産を、持っています。
その学びは、お金では買えないものです。

ぜひ、見つけてみてくださいね。

楽しく生きていきましょう☆彡

 

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どうしても見つけられない人は、またブログや、ラジオを聴きに来てくださいね。「学び」から、気付くことも多いです。お待ちしています。

🌳自分の木を育てるラジオ | stand.fm

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📚おすすめの本

 

【怒り】すぐ怒ってしまう人に足りないもの(自尊感情編)

自尊感情とは何か

これは、様々な考え方がありますが、大まかな軸は同じです

「自分を大切に扱っているか」
「自分をどのように評価しているか」
「自分を価値ある存在として認めているか」

このように、言葉で説明できます。

「自分を、自分の愛で包めているか」という言葉でも良いと思います。

小さな子どもは、ぬいぐるみを愛おしそうに、抱っこします。ボロボロのぬいぐるみでも、とても大切にします。その姿は、とても愛を感じます。

こんなふうに
自尊感情とは
「どんな自分でも、大切にできる感情」
と言えます。

どんな自分でも
ここが大事です。

どんな自分でも大事にできたら、安心して暮らせますよね。怒りが遠いのは、何となく感じますね。

なぜ怒らないために、自尊感情が必要なのか

それは、怒りが「不足」から生まれることを知ると、分かります。

(↑これが怒りやすい状態)

怒らないためには、「満たす」ことが必要です。

自尊感情があると
人生の満足度があがります

つまり、
今の自分に満足すると

心はつねに満たされるのです

だから怒らないのです

(めっちゃ満たされてる~)

自尊感情がある人は
誰かに適当に扱われても
自分をないがしろにされても
馬鹿にされても

「自分は満足」しているので
怒らなくてもいいのです。

だから

怒らないために、自尊感情が必要なのです。

自尊感情は育つの?

答え、育ちます

自尊感情は、遺伝しません。育った環境で、考え癖がついてしまっていますが、それも修正できます。

それが、自分育てです。

・自分を愛する
・今の自分を受け入れる
・自分の考えを持つ
・自分で決める
・感情を客観的にみる
・自分を優先する
・依存しない(依存を許す)
・好きな習慣をつくる
・脳を学ぶ
・脳をコントロールする
・今に集中する

自分育てはいろいろあります。でも、どれも自分一人でできるものです。

時間がかかる人もいます
すぐできるようになる人もいます。

これは、自転車に乗れるとか、ピアノが弾けるということと似ています。

脳の習慣です。時間はかかっても、一度身に着けると、そうそう忘れないので、それが一生続きます。

楽しんで、自分育て、自尊感情を育てていきましょう。

大丈夫です。
必ず育ちます。

なぜなら、怒りやすいキレやすい、脳の特性を持つ、アスペルガーの私ができたことです。

皆さんのほうができると思います

楽しみましょう!

それでは、またね~

【怒り】怒りを抑えるために必要なもの(睡眠栄養編)

こんにちは。

今日は、怒りのスイッチについて。

  • どうしてすぐ怒ってしまうのだろう
  • いつもイライラしている
  • 1日に何度も怒ってしまう

そういう人に、共通する、「不足」についてお話します。暮らしの中で、不足しているものがあれば、一つずつ、簡単なものから補うといいですね。

3つの不足とは何か

  1. 睡眠、栄養不足
  2. 時間不足
  3. 自尊心不足(自分への愛が不足)

この3つが、私たちの怒りに、とても関係しています。そして、めちゃくちゃ大事です。

今日は、「睡眠と栄養」を説明しますね

1睡眠不足との関係

あなたは、自分の適性睡眠時間を知っていますか?

(目覚ましをかけずに起きる時間の平均時間です)

適性睡眠時間が3日たりないと、脳は酩酊状態になります。脳のコントロールが効かない状態です。

・がまんができない
・イライラする
・だらだらする
・食欲暴走
・衝動買い

など

「脳」がコントロール機能を失います。つまり、やりたいほうだいになるので怒りを抑えることもできません

脳が怒りを抑えるしくみ

「怒りを発動する」のは、偏桃体(へんとうたい)というところで生まれます。

「怒りを抑える」のは、前頭葉(ぜんとうよう)です。

ふたつが、綱引きをするように、感情をコントロールします。

前頭葉が強ければ
怒りは収まり

偏桃体が強ければ
怒りは大きくなります

睡眠不足は、常に前頭葉が弱い状態になるのです。

だから、怒りやすい、怒りのスイッチが簡単にはいってしまう。そして、怒りを止められないのです。

自分に合った睡眠をとるのは、とても大事です

栄養不足との関係

次は、栄養について。

安定したメンタルを作るにはセロトニンが重要です。

そのセロトニンの原料になるのが、タンパク質です。

パスタやパン食が多いと、たんぱく質不足になりがちです。私は特に朝、タンパク質(たまご、肉魚、納豆)を日々変化させて食べることを心がけています。

タンパク質は、食欲の安定にも効果があります。セロトニンは心の安定と、質の良い睡眠にも深く影響します。

不足しがちな人は、意識して食べてみて、メンタルの変化を観察してみてくださいね。

音声はこちら

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【パートナー】旦那さんが些細なことでキレる。本当の理由。

こんにちは。
自分育ての案内人、馬場ゆきです。

 

今日は、パートナーのこと。

旦那さんのことで、よく相談を受けます。その多くが、「旦那さんの怒り・イライラ」についてです。

男の人は、体もパワーも大きいので、怒っているとものすごく恐怖を感じます。奥さんだけじゃなく、お子さんも怖がってしまいますね。

家族みんな、安心して暮らしたい。そのために知っておくと良いことをまとめました。

 

これは、旦那さんのこととして読んでも良いし、ご自身のこととして読まれても大丈夫です。

 

もくじ

 

旦那さんの怒りのパターン

例えば

・返事の仕方ひとつで怒る
・部屋が散れてるだけで怒る
・献立が気に入らない
・不機嫌そうに黙り込む
・上から威圧的に言ってくる
・すぐ否定する
・仕事から帰ってきて喜んで迎えないと機嫌が悪くなる

など…。

こんな感じ。「そんなことで?」と思えるくらいささやかなことです。一緒に暮らしていて、ビクビクしてしまいますね。

なぜささやかなことで怒るのか

それでは、この怒りについて、深掘りしていきます

なぜ、ささやかなことで怒るのか。

答えは

怒る理由は何でもいい。怒りたいのです。

 

なぜ怒りたいの?

不安だからです。

 

不安?何が不安なの!?

人とのつながりが不安なのです。

 

実は、怒っている人は、周りに対して「怒り」を表現していますが、周りに対しては「怯えている」のです。不安なのです。

 

このままの自分で良いのか

自信がなくて不安
認められてなくて不安
受け入れてもらえなくて不安
不安で不安で仕方ない。

独りぼっちになってしまうのではないか、見捨てられてしまうのではないか。馬鹿にされるのではないか。価値がないって思われているのではないか。

怒りの真の理由は、ここにあります。

旦那さんが本当に求めていること

それは、
人との、安心したつながりです。

人は、リラックスすると、体も緩み、心も静かです。怒りとは反対です。心は安心しています。

でも、旦那さんは、職場でも、実家でも、友人でも、家族の中でも、緊張状態にあります。

なぜなのか。

旦那さんの過去も眺めてみることが大事

旦那さんは、これまで生きてきた人生の中で、「安心して過ごせる場所」がなかった可能性が高いです。安心して過ごせない。つまり、まわりが敵だった。

本当に攻撃してくる人はいなくても、自分自身で居られないと、無意識に敵にみえてしまうのです。

例えば幼少期

・親の機嫌や、顔色を見ながら過ごしてきた。
・旦那さんの親自身が、「すぐ怒る人」だった。
・甘えられる人がそばにいなかった
・親が仕事で忙しすぎた
・親が病気だった

 

つまり、子どもの頃、子どもである自分の能力を超えて頑張っていた可能性があります。それは「ありのままの自分では、居場所がなくなる」と感じたからでしょう。そして、その親も、子どもの頃、そうだった。連鎖も考えるべきでしょう。

 

私も、親の怒りが恐かった記憶があります。連鎖してると気付いたのは、子どもを育てている時、親と同じ言葉で、同じ声のトーンで、子どもを怒っていた時です。

怒る自分が嫌でした。そして、その連鎖を止めたかった。私の学びの始まりは、ここです。親も、私も、がんばりすぎていたのでしょう。

だから、旦那さんも、旦那さんの親も、そして、あなたも、過去からずっと頑張りすぎているのだと思います。

旦那さんの心を穏やかにするために、あなたができること

ここまで読んでくださったあなたは、おそらく、今の状況を心から変えたいと思っている方だと思います。そして、変える力のある人だと思います。

旦那さんの心を穏やかにするためにできること。たくさんありますが、今日は、3つ提案します。

  1. あなたが笑顔で幸せでいること
  2. あなたもだんなさんも、これまでよく頑張ったと、ねぎらいの気持ちを持ち続けること
  3. 旦那さんが怒っても、平然としていること

説明しますね。

1、笑顔でいること

旦那さんは、あなたに「母親」を求めているときがあると思います。甘えていて怒る、気をひきたくて怒る、だだをこねる。まるで子供のように。それを感じても、もちろんあなたは旦那さんのお母さんである必要はありませんが、「笑顔」でいることです。

お母さんとの結びつきは絶対です。お母さんの役割は「心の安全」つまり「笑顔」です。

だから、あなたが、笑顔でいることを大切にしてください。あなた自身が幸せな状態でいることが一番です。あなた自身が自分に優しく、甘やかしてください。旦那さんが仕事に言っているときは申し訳ないくらい贅沢してもいいでしょう。

旦那さんが起こる時は大きな体で怒るので、怖いですが、「小さな男の子が怒っている」くらいに考えて、普通でいたらいいです。その怒りは、あなたを否定しているのではありません。「ぼくを認めて」と言っているだけです。

 

2、ねぎらいの気持ちをもつ。

自分にも、旦那さんにも、ねぎらいの気持ちを持ってみてください。まずは自分自身に、これまでよく、がんばってきたね。えらいね。そう褒めても良いですよね。

その気持ちを自分に向けたら、自然と、旦那さんにもいたわりの心が生まれます。今の旦那さんにも、過去の旦那さんにも。ねぎらいの気持ちが生まれたらすごいです。

生まれなかったら、自分自身へのねぎらいが足りません。もっともっと自分に優しくしてください。

一緒に「ねぎらいの会」として、外食に行ったり、温泉に行ったり、ドライブに行ったり、ねぎらうだけを目的として、一緒に何かするのもおすすめです。

 

3、旦那さんが怒っても、平然としていること

これは、また別のところでも詳しく書きたいと思います。

「怒り方は癖になります」

もし旦那さんが怒ったときに、あなたが、旦那さんの意のままに動いたら、それは旦那さんにとっては嬉しいことです。そして認められたという「快感」を味わいます。成功体験としてもインプットされます。

だから、同じ怒りのパターンを、繰り返す可能性があるのです。

・ドアを大きく締める
・大きな声を出す
・暴力的な態度をみせる

これで成功したら、次も繰り返すようになってしまいます。それを増大させないために、できるだけ反応せず、さっと離れると良いでしょう。

これは私の経験ですが、私が夫に怒っていた時、夫はよく、家からそっと居なくなっていました。その時、私は、心底寂しかったです。いやでした。ただただかまってほしかった自分に気付きました。

だから、旦那さんが怒ったときの、あなたの心の居場所を決めておくのもいいでしょう。

・旦那さんは、かまって欲しい。
・不安なだけ
・聞いてほしいだけ
・分かってほしいだけ
・認めて欲しいだけ
・周りは敵だと勘違いしているだけ

その気持ちを心の中で持っていると、恐れずに済みます。

そして、あまりに暴力的な言葉が出てきたら、「その言い方はやめてほしい」「それをすると私が傷つく」ということを静かに伝えるのも、自分を守るうえで、大切です。

 

夫婦である意味が、学びとして自分の中に見えたら、それがあなた自身の大きな価値、財産につながります。

自分をねぎらいつつ、やっていきましょう。

 

それでは、また書きますね!

 

感想質問などは、ラジオのレターで受け付けています。

stand.fm

 

この記事が参考になった方におすすめの本

「不安をしずめる心理学」加藤諦三さん

 

【太古の昔】生き残れない3つの理由に、現代のネガティブがあった。

ネガティブを理解するなかで、太古の昔のことを外すことはできません。なぜなら、文化は発達しても、私たちの脳は、太古の昔のままだからです。

 

 

太古の昔、人が恐れたものを

私たちは、今も、恐れます

 

それは、大きく分けて、この3つです。

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1.体が傷つく(ケガ、感染症)

2.食べ物がない(飢餓)

3.子孫を残せない

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この危険を、脳は最も怖がります。

 

関連して、狩猟時代(人類の歴史の95%以上)の死因は次の通りです。

  • 感染症
  • 飢餓
  • 殺人
  • 出血
  • 出産

 

新型コロナ感染症が、私たちにとって心からの恐怖だったのは、太古の昔からの記憶です。だから、たくさんの怒りも湧き、それらに関するネガティブな感情が、現在も続いている人が多いのです。

 

それでは、それぞれ簡単に現在とどうつながっているか、見ていきましょう。

 

1.体が傷つく(ケガ、感染症)

これはまさに、今も怖いですね。暴力的なこと、血がでることに、私たちはネガティブな感情を持ちます。

 

また、災害に十分に備えるのも、体が傷つくのを、守りたいからですね。

 

2.食べ物がない(飢餓)

現代では、何も重要じゃない。食べ物は溢れている。と思うかもしれませんが、実は、この2が、かなり重要です。

 

現在は、お金で食べ物を買います。
一人で出来きます。

 

でも、太古の昔、私たちは、食べ物を協力して得て、みんなで分け合っていたのです。

つまり

人間関係=食べ物

だったのです!

 

人間関係が良いと、食べ物が得られる。

(生きることができる)

人間関係が悪いと、食べ物が得られない

(飢餓で死んでしまう)

 

だから、私たちは、人間関係で次のようなことに大変不安になるし、恐怖を覚えるようになっているのです。

  • 嫌われたくない
  • 離れていってほしくない
  • 仲間外れにされたくない

この状況になったとき、群れから放り出されて、飢え死にします。だから、人間関係は、恐ろしく重要なことなのです。

 

人間関係が、すごくネガティブに感じる理由は、ここにあります。

 

 

そして最後

3.子孫を残せない

こちらも、人間関係と深く結びついています。

食べ物を得て、子どもに与えることはもちろん、男女の関係、協力する子育てなど。

そのため「孤立」「見捨てられる」ことが、大変不安になります。

 

「見捨てられる」が恐いのは、現代の子どもも同じです。だから、子どもは親に一生懸命合わせます(見捨てられないようにするため)この、命にかかわる恐怖から生まれた親子間の記憶が、大人になってまで強く影響し、不安になるのです。

 

 

あなたがもし、ネガティブな気持ちになっていたら、深い根っこのところで、この、1体、2食べ物、3子孫に関係しています。

 

でも、それが分かれば大丈夫。

あなた自身がそれに気づき、脳に「大丈夫」と言ってあげることで、脳は「安心」し、そして、あなたも、安心できます。

 

それでは、またね。

【ワーク】ネガティブな反芻(はんすう)をコントロールする方法

自分の育ての案内人馬場ゆきです

今日は、ネガティブをコントロールするワークをひとつご紹介します。

 

こんな方におすすめです

・嫌な出来事を何度も思い出して、いつもイライラしてしまう。

・過去に傷ついた言葉が、ときどき頭に浮かんできて、そのたびに落ち込んでしまう。

・不安も嫉妬も、怒りも、とにかくネガティブを繰り返してしまう。

 

これはとても辛いです。

私も経験があります。

 

実はこれ、脳があなたを守ろうとしている現象です。ふたたび危険(嫌なこと)に会わないように、注意を促しているのです。だから、自動的に思い出してしまいます。

 

これを止める方法はいくつもありますが

その中でも最も簡単で、なおかつ心理療法の現場でも使われている方法です。

 

「タッピング」という方法

化粧水をほほにつけるときにしますね。それと同じです。

 

やり方は簡単です。

①嫌なことを思い出したら、手をたたく(拍手するように)

*叩く場所は、太ももでも、腕でも、OKです。

これは、脳をごまかす方法です。

 

脳はいくつものことを、同時に処理することが苦手です。

 

そのため、嫌なことを思い出す「思考」と手をたたく「動作」。これをMIXして、「手をたたく動作」の方に集中すると、自然と嫌なことを思い出している思考が止まります。

 

面白いですよね。

私もやってみましたが、本当に止まりました。

 

実験で、あえて何かネガティブなことをイメージして、手を叩いてみてください。ネガティブを想像しながら手をたたくことの難しさに驚くと思います。

 

自分のネガティブを大切に、楽しく付き合っていける方法を探しながら過ごしていきましょう。

 

今日もありがとうございました。

それでは、またね~

 

 

 

 

 

 

【子育て】旦那が、子どもを怒る!これを効果的に止める方法

いつものラジオで、ライブ中にご質問いただきました。

 

「旦那さんが、子どもを怒っている時。

どうしたら止められる?」

 

人をコントロールするって、とても難しいですね。

 

私の答えは

不安な気持ちを、

労いの心で「代弁」してあげること

 

このことで、解決できると考えています。

このために、2つのことを使います。

 

①怒りの本質を知ること

②自分が柔らかな、労いの気持ちになること

 

①は

「怒り」の前に、「不安」があったということ。

だいたいの怒りのもとは、「不安」です。多くの人は、「怒りの原因」を何とかしようとしますが、これは、違います。

怒っている人の不安を共感することが大事です。

 

②は、ねぎらいの心

これは、具体例の方が分かりやすいです。1つの例で解説しますね。

 

---例-----------------------------------

①子どもの帰りが遅かった時

----------------------------------------

ここでは、子ども(子)を、旦那さん(だ)が、怒ります。

 

(だ)「なんでこんなに遅いんだ!」

(子)「友達と遊んでた」

(だ)「友達と遊んでただと!!時間を見ることはできるだろ!!」

(子)「忘れてた」

(だ)「いい加減にしろ!」

   「だいたいいつもお前はそうだろ!」

   「約束を全然まもらないじゃないか」

   「こんなんじゃろくな大人にならんぞ!!」

   「何か言ったらどうだ!!!」

(子)「・・・・・。」

 

こんな感じで、旦那さんが一方的に、子どもを責めている時に、止めてみます。

 

ポイントは、怒りのエネルギーを

「願い」や「想い」に変えてあげることです。

 

(私)「心配だったんだよね」

(だ)「そうだ!」

(私)「無事に帰ってきたからいいけど、返ってくるまでは、心配で気になってしょうがなかったんだよね」「LINEの返事もなかったし」

(だ)「そうだ!」

(私)「言いたくて言ってるわけじゃないよね」

   「子どもが大切だから言っているんだよね」

   「言うのだって苦しいんだよね」

(だ)「そうだ!」

(私)「子どもを守りたいんだよね。」

   「ルールは大事ってこと伝えたいんだよね」

   「そうじゃないと、子どもが苦労するからね」

(だ)「そうだ!お母さんの言う通りだ!」

 

(「課題の分離」的に、突っ込みどころはありますが、ここはスルーで)

 

こんな感じで、気持ちを代弁すると「分かってもらた」という安心感が生まれます。

そうすると、怒りのエネルギーが緩まります。

 

そして、もうひとつ

お子さんに対して、大事なことがあります。

 

それは、お子さんの気持ちも、代弁してあげることです

(私)「楽しくて、帰りたくなかったんだよね」

   「遊んでると、時間がすぐ過ぎちゃうしね」

   「こんなに心配してるって、思ってなかったんだよね」

   「びっくりしたよね」

(子)「うん。。。」

 

お母さんとお父さんが、2人で自分を責めている。と、思わないように、言い返せない子どもの気持ちを、代弁してあげます。それだけで、子どもも安心します。

安心すると、人は、自分の行動を顧みることができるようになります。

(子)(LINE返してたら、ここまで怒らなかったかも)

そう思うかもしれません。

この代弁したセリフから、子どもを守ることができ、子ども自身の気づきも生まれます。

 

「心配する」というのは、子どもにとっては正直「大きなお世話」なのですが、「自分を責めているのではなく、心配しているんだ」と言うことが分かるだけでも、子どもの心理状態は安心しますね。

 

このようなイメージで、旦那さんの怒りに向き合ってみてください。

 

大切なことは、ねぎらいの心です。

 

あいだを取り持っている、あなたも大変だと思います。ご自身のことも、優しくねぎらってあげてくださいね。

 

1回目はできませんが、

10回やると分かってきて、

100回すると、慣れてきます。

あせらず「こつこつ」いきましょう。

 

まとめです。

怒りを止めるのは

不安な気持ちを、ねぎらいの心で「代弁」してあげること

そして

子どもの気持ちも代弁すること

 

これは、すべての人の怒りに有効です。だれかが、怒っている時に、ぜひ思い出してみてくださいね。

ラジオでの質問コメント、ありがとうございました♡

 

自分に優しくこつこつと。

それでは、またね~。